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家庭医療合宿2009(2日目)

目次 (家庭医療合宿2009の報告)

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「懇親会」 →別のページ
「二日目」 →この記事

 


【日曜日】
⑥「家庭医研修後のその後の進化」
平野先生(本輪西ファミリークリニック・北海道家庭医療学センター・フェロー)
  家庭医療専門医になって自分のやりたいことを
 追い求める姿勢を共有するWSです

二日目の最初は、北海道家庭医療学センターの連続企画第3弾として、
平野先生にセッションをお願いしました。

家庭医を目指すようになった学生時代から始まり、
家庭医の研修を終えた現在、家庭医としてどのような進化を遂げてきたのか
その道のりについてお話いただきました。

平野先生1

セッションの中では、何人かの患者さんのケースについて、
患者さんのご病気にどのように取り組んでいったかを紹介していただきました。

人となりや生活の実際、ご家族の思いを医療に反映させていったさまを
伝えていただきましたが、
そのスタイルや関わり方はとても自由な形で、
どのように取り組んでいくかは、ご家族も含めて多職種の話し合いで決められていました。

患者さんやご家族ごとにオーダーメイドでなされていく様がとても印象的でした。

平野先生2

また、後輩の研修医教育に関わる指導医としての立場やマネジメントといった
研修終了後のフェローとしての視点についてもお話していただきました。
後輩教育についてもしっかりと考え評価されているHCFM(北海道家庭医療学センター)の
細やかさを感じました。

以下、アンケートの記述を紹介します。

・研修後に加わる新たな視点、考え方を知ることができよかったです。その後の将来設計の参考にもなりました。
・後輩教育と自分の成長とを話していたのがとても印象に残りました。
・後期研修後のキャリアについては知らないことが多かったので参考になりました。
・コミュニケーションや患者中心の医療について、私の中でさらに考えが深まったのでよかったです。
・普段からマネージメントが学べる機会があるということが、自身の活動により説得力を持てた。
・患者中心の医療を行うためには、心身のマイナスを減らすことと、心身のプラスを増やすバランスが大切であると気づいた。
・研修医を知る


⑦「家庭医のやりがいと人生~所長としての実践と発展~」
 中川先生(寿都診療所・北海道家庭医療学センター・スタッフ)
  診療所で展開する家庭医療と、その先にあるものを探索するWSです

 最後にご登場は、寿都診療所の所長の中川先生です。

診察室の中からの切り口に限定することなく、
地域のコミュニティの幸せにどのように貢献できるかについてお話をいただきました。

中川先生1

保健師さんなど他職種を巻き込むことはもちろん、
地域の皆さんを巻き込んで、
住民の皆さんが自主的に活動をしていける姿をイメージしながら
保健活動など日々の活動をされているのが印象的でした。

中川先生2

町の医療行政との関わりにも熱心に取り組んでおられて、
「行政への提言も家庭医の仕事」という言葉が頭に残っています。

そんな精力的に各方面で活躍されている中川先生の姿に
家庭医のやりがいを強く感じさせられました。
そこで、そうやって仕事を続けていけるために、
HCFMで基本とされている「Group practice」
(グループ診療。複数の医師が協力して行う医療)
のシステムの優位性も強く感じることができました。

「医者のロマンは家族の不満」にならないように
仕事をシェアしながら医療を続けておられる様子が、
ご家族を北海道から連れて来られている先生方の
ご様子(下の写真)からも伝わってきました。

ご家族の写真

以下、アンケートの記述です。
・人単位から国単位まで様々なスケールでの家庭医の活動を知ることができてよかったです。感動しました。
・医者4年目で寿都の所長として赴任するなんて、想像したら考えられない世界なのに、サラっといっておられて、すごいパワーも感じました。パワフルでした。
・地域医療に関する将来像、理念が聞けてよかった。
・家庭医の先生は、看護職を大事にしてくれているなと思いました。遅くても止めずに長く続けることは私も大切だと思います。
・町立としての運営、学べました。
・町長さんとのお話し、地域全体のケア、医療経済など。
・医師、看護師、その他の職種との繋がりが家庭医療では大切。家庭医療にもっと看護も介入するべきであると思った。
・家庭医がある地域の幸福や発展を目標として医療者の立場として住民と協力して行うあらゆる活動




○まとめ

企画の最後に、企画者のわがままで
「まとめの時間」を急遽設定させていただきました。

参加者個々の質問や感じたことを自由に交流してもらいながら、
先生方からもざっくばらんにコメントしていただけたら、
ということで、お菓子とお茶を囲んで行いました。

まとめの風景

参加者の皆さんがどんなことを感じてくれたのかを
共有してもらうこともできて、個人的にはよかったなぁと思っています。


以上で、合宿の報告を終わります。
遅くなって申し訳ありませんでした。

先生方、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
また次回も実り多い会ができたらと思っています。。。

(文責:大竹要生)





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