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家庭医療合宿2009の報告1(1日目前半)

年に1度の2日間企画から、はや1ヶ月が経とうとしています。
かなり遅くなってしまいましたが、企画報告をしていきたいと思います。

今回の勉強会には、6大学から延べ20名の参加をいただきました。
そしてその20名に対して講師の先生方は7名!
とてもぜいたくな会になりました。

これから順に、写真とアンケート結果を交えながら企画を振り返っていきたいと思います。


「一日目前半」 →この記事
「一日目後半」 →別の記事
「懇親会」 →別の記事
「二日目」 →別の記事 


 

【土曜日】
○開会・オリエンテーション

当初の参加者は、16名だったでしょうか。
滋賀医大の看護棟第4講義室は、こんな感じの「懐かしい机といす」の教室でした。

アンケートから、「アイスブレイクの時間がほしかった」っていうご意見をいただきました。
ほんと、そうですよね。次はどんなふうにしたらいいでしょう?
僕も他のワークショップに参加した時に、参考にさせてもらおうと思います。。。
開会! 


 ①「家庭医の世界に入ったら~その概念と現場~」
 木田先生(更別村診療所・北海道家庭医療学センター後期研修医1年目)
  家庭医療の基礎の概念を含めてのWSです

まずは、北海道家庭医療学センター(HCFM)の木田先生から、
研修医1年目の現在について、お話ししていただきました。

 P1010662_convert_20091221153642.jpg
「イケメン家庭医」こと、木田先生。(アンケートより)
P1010663_convert_20091221153756.jpg

後期研修を総合病院の総合内科で行った後に、
HCFMの診療所で家庭医療の後期研修を行っておられる木田先生だけあって、
病院で行ってきた医療と、診療所で求められる家庭医療との違いについての
想いがとても印象的でした。
そんな場面で紹介していただいた「臨床倫理4分割法」は印象的で、
その後の他の先生のセッションでもちょっと意識してみたりしました。

セッションの中では、一人暮らしのおばあさんのがん患者さんのケースについて、
小グループに分かれて、どんな配慮や手立てができるかディスカッションも行いました。
ディスカッション風景1 ディスカッション風景2
ディスカッション風景。

以下、出席した皆さんのアンケートの記述です。

 

・臨床倫理4分割法やBPSモデルなど、基本となる考え方を知ることができてよかったです。家庭医と勤務医の違いも分かりやすかったです。
・イケメン家庭医ここにあり、という感じ。大変興味深いプレゼンでした。赤矢印、緑矢印は家庭医のイメージングにはとてもよかった。ありがとうございました。
・治療方針の選択で、どれもやらないとしたときにその選択を受け入れる、という話をされた言葉が印象的でした。
・わかりやすく、導入としてとてもいいお話が聞けました。
・「病院から手術を受けないで戻ってきた人を、診療所で見る」というのは、病院にいては思うことができないと思うので、とても印象に残った。
・プライマリケアと家庭医との違い、医学的適応、患者の意向、周囲の状況、QOLの4つの部門に分ける視点など、興味深い話だった。
・病院と診療所では役割が違うことを知った。
・医療倫理4分割法を知らなかったので、このような視点があることを知って勉強になりました。医学適応がすべてではないことを知ることができました。

 


 




②「家庭医のコミュニケーション~プロとしての成長を目指して~」
 松井先生(更別村診療所・北海道家庭医療学センター後期研修医3年目)
  3年間の患者さんの言葉を含めて
  医師のコミュニケーションと成長を考えるWSです

HCFMシリーズ企画の第2弾は、
松井先生からコミュニケーションに関するセッションをしていただきました。

松井先生
松井先生、セッション開始。

松井先生、車座の風景1 
松井先生のセッションは、いつも斬新なスタイル。
今回は車座(?)な席配置で、双方向感や対話感のあふれる進行。
テーマ通りコミュニケーションを通じてセッションが進んでいきました。

 「医療のコミュニケーションの特徴は、困っている人とのコミュニケーションであること」
「医者は対人専門職」という共通認識から始まり、
それに取り組むにあたって学生時代からどんな経験が役に立っていくか
というお話もしていただきました。
 松井先生の様々な実体験の紹介もしていただきながら、
「できなかった経験」を糧にして、研修医としてどんどん成長していったさまを
紹介していただいたのが、とても印象的でした。

松井先生、車座の風景3拡大
松井先生、車座の風景2

以下、アンケートの記述です。

 

 

・成長についてのお話など、たいへん刺激になりました。今後の生き方に影響や指針を与えてくださいました。お人柄にもひかれます。

・さすがです! 来年の夏季セミナーも楽しみにしています。

・具体的ですごくイメージしやすい。『できなかった』から学ぶというメッセージが強く伝わってきました。

・おもしろい先生だった。しかし、なぜ、あえて家庭医なの?という疑問はやはり残る。他の内科医でも、専門医でも同様のことはできると思う。『家庭医』の輪郭が見えなかった。

・対応している自分と、客観的な自分というのは、今まで自分の中にもあったけれど、それを振り返るということはなかなかできていなかったと反省できた。

・患者さんとのコミュニケーションで落とし所を考えること「できない経験」から成長を目指すこと、その時に解決せず次に会えるよう布石を打っておくといった話はとても勉強になった。

・患者とのコミュニケーションを考えた。

・「できなかったことを大切にする」「メタ認知、離見の見、バルコニーに上がる」「医者は対人専門職」など、覚えておきたいフレーズが多く、内容がわかりやすかった。

 

(文責:大竹 要生)


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「二日目」 →別の記事 


 

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